白でもなく黒でもない

素(白)人と玄(黒)人の間にいる僕自身が、白黒はっきりさせずに曖昧な感じで気楽に、方向性を決めない雑記ブログを目指します。

生産技術は生産現場で仕事をすべきだと思う3つの理由

はじめに

生産技術という仕事は、製品を作っているメーカー内にある仕事だけれど、そのオフィスは必ずしも生産工場にある訳じゃない。でも、僕は生産技術の仕事場所は、基本的に生産現場にあるべきだと思っていて、それについてまとめてみます。
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生産技術は生産現場で仕事場所

理由1) 現場での肌感覚が新しい方法を生む

改善には、実際にモノを作っている生産現場で、肌で問題や課題を感じる事が大切だと思う。現場から離れた事務所、例えば本社ビル内とかにいると、生産現場で生じている問題に対して感度は鈍くなってしまう。生産技術の事務所は現場に近くあるべきだと思う。

生産現場に近いところにいると、問題解決が場当たり的な対策なってしまう事もあるけれど、僕はそれもアリだと思う。暫定対策だけで終わってしまうのは良くないけれど、それを恒久対策に繋げれば良いからです。すべての問題を未然に防ぐなんて無理だから、現場で小さな問題をいち早く見付けて、小さな対策を積み重ねていく事が大切。そしてこれらをまとめ上げたところに現実的で、より高度なアイデアが生まれる。

また、現場から離れる程に本当に現場で必要としている技術が分からなくなる。生産技術のお客様は生産工場なのだという事を忘れないようにしたい。

理由2) 複雑化した技術を理解するには現場が一番

昔とくらべて今は技術が進歩している分、生産ラインは高度化していて理解するのが難しくなっている。また、緒先輩が長い時間をかけて手を加えた生産ラインは、若手や新参者には理解が難しい。そんな生産ラインに使われている技術を、生産現場から離れたところから理解するなんて事はかなりシンドイ。面白いアイデアも出にくいし、アイデアを出せるのは熟練技術者だけ、なんて事になりがち。だから、生産技術者は生産現場に近いところにいるのが良い。現場で動いているものを見るのが一番早い。人や設備、モノがどう動いているのか、あの動きはなんだろう?とか、疑問を持って眺めるのが良い。
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何でも実物を見るとイメージが湧きやすくなる。だから3Dプリンターで手っ取り早く試作品を作って、実物で構造などを確認するなんて事にもなっている。生産技術の仕事も同じで、実際に五感を使って感じるのが良い。

理由3) 開発の出発点は作業改善から

生産性を改善するための設備を開発しようとか、工程開発をしようとかするとき、一番最初にやるべきなのは作業改善だ。「金をかけずに知恵を出して」今の作業や流れを整える事を考えると、その後に続く設備開発なども構成をシンプルにする事ができる。シンプルにする事で費用も抑える事ができる。開発を念頭に置いた作業改善をする場合、やっぱり生産現場を見て、感じないと難しい。

さいごに

生産技術者はお客様である生産現場の近くにいた方が良い。生産効率の向上を目指すのに、生産現場から離れたところで仕事をすることで、自ら非効率な仕事はしたくない。